最新情報
災害支援チームを結成しました。
つしま医療福祉グループは、日本で発生しました地震の際に、都度災害支援チームを組成し、現地に派遣してまいりました。
2011年3月の東日本大震災の時は、翌日から食料品と薬品等の物資を調達し、トラック2台とともに10名のスタッフを派遣。北海道の自衛隊と同じフェリーで、現地にいち早く駆け付け、支援を行いました。
地元で発生した胆振東部地震の際も支援を行い、直近では昨年1月1日に起きた能登半島地震では、厚生労働省から直接要請を受け、全国に先駆けて5名を1.5次避難所に派遣。1週間交代で、合計25名を送り込み、1.5次避難所の体制作りを行いました。この取り組みに対して、厚生労働省および石川県からも大きな評価と感謝の言葉を頂戴しました。
現在、札幌市周辺に月寒断層が存在しており、地震が起きた際には、最大級の被害をもたらすと言われています。
つしま医療福祉グループは、これに備えグループ内で災害支援に参加してもらえる有志を募り、42名で「災害支援チーム」を結成。より専門的な支援の行うために、研修を行い、即戦力になるよう準備をしています。
今年で28回目を迎える「アンデルセングルメ祭り」は、毎年この時期に開催されており、9月6日(土)には「つしま医療福祉グループ 災害支援チーム」の発表とお披露目を行いました。
《職員インタビュー》
災害支援チーム リーダー 新田 太一 さん
今回の結成にあたり、災害支援チームのリーダー及び、ノテ福祉会介護付き有料老人ホーム「天」の施設長を務めている新田施設長にお話を伺いました。
Q1:災害支援チームが発足され、決意はいかがでしょうか。
A1:今までの数々の震災の支援に行った経験を活かし、かつ、実践的研修をさらに積み、つしま医療福祉グループの介護、看護、リハビリ、相談援助のノウハウを活かして地域の皆様のお役に立ちたいと決意をしています。
Q2:どのような災害支援チームとして育成していきたいですか。
A2:今まで震災の支援に行った経験者を中心に病院のスタッフ、大学の教員からも、自ら参加をしてくれた総勢42名の個人、個人の専門性を活かせる組織を作り上げたいと考えています。
今後は定期的な研修を通じて、災害時における支援活動の充実を図ってまいります。
地域の皆さまのご理解とご協力を賜りながら、安心して暮らせる街づくりに貢献してまいります。
